ヨーロッパの鉄道事情
出発ホームの探し方 |
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ヨーロッパの多くの駅では、ホームなどに時刻表が張り出されています。 これらは特に発着方面には関係なく時刻表(出発は黄色、到着は白色)に並べたもので、 列車ナンバー、行き先ならびに経由地、出発時刻(到着時刻)、到着ホーム番号などが記載されています。ただ、ヨーロッパでは、急に出発ホームが変更される場合や列車の出発時刻が大幅に遅れることもあります。 出発予定時刻の30分前には駅について、掲示物の情報だけでなく、 列車の発着を示すディスプレー画面や案内放送で再度確認することも忘れずに。 |
乗車券のチェックは、改札ではなく検札 |
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大都市近郊線(RERやSバーンなど)やユーロスター、AVEやスペインの一部を除いて、長距離列車には改札がなく、車内での検札が乗車券のチェックの主流となっています。 列車は発車すると、車掌が検札に回ってきます。ただ、TGVなどの高速列車や夜行列車等は、乗車前に列車の入口で切符のチェックをすることもあります。 ヨーロッパには、「乗り越し精算」という考え方はありませんので、 乗車前に目的地までの乗車券、もしくは鉄道パスを持つことが大切です。 有効な乗車券を持っていないと、理由のいかんを問わず、多額の罰金が科せられることになります。 |
予約必須の列車について |
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鉄道パスには列車予約料金(座席指定や寝台指定など)は含まれておりません。 鉄道パスを使用して、予約必須の列車をご利用いただくには、鉄道パス保持者用チケット(パスホルダー座席指定券)が別途必要となります。 また、パスホルダー座席指定券は、通常の包括チケットに比べ格安である為、座席数がかなり少なめに設定されております。 現地でもパスホルダー座席指定券に空席があればご購入いただけますが、旅程が確定していらっしゃる場合は、出来る限り日本ご出発前に手配されることをお勧め致します。 [ 主な予約必須の列車 ] 特にTGV、タリス、氷河急行、夜行列車などは指定券が取りづらい状況が見受けられます。 |